思わず二本買ってしまったちょい投げにピッタリなシマノのホリデー磯R 3号 300
二本目を購入
以前ツイッターで知人に貸し出す用にシマノのホリデー磯R3号300を購入したと呟きましたがこの竿がちょい投げにピッタリで大変使いやすかったので結局自分用にもう一本買ってしまいました(笑)
長さか硬さを変えて違いを見てみるというのも手でしたが結局3号300が気に入りすぎたので全く同じ長さ・硬さのものを買いました。
まだちょい投げでしか使っていませんが僕の釣りスタイルに合っているのか気が付いたらすっかりお気に入りの竿になっていました(笑)
購入してから結構日は経っておりますがブログでは取り上げていなかったため使うシーンをちょい投げに絞って紹介してみたいと思います。
スペック
そんなすっかりお気に入りのシマノの「ホリデー磯R 3-300」ですがスペック的にはこのようになっています。
シマノホリデー磯R
http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/556
長さ:3m
継数:4
仕舞寸法:85㎝
重さ:115グラム
先径/元径:1.70mm/19.7mm
錘負荷:10~15号
適合ハリス:2~5号
カーボン含有率:89%
・カーボンチューブラー穂先
・Oリングテレガイド
・LSリールシート
・ノンスリップグリップ
・STC-Bトップカバー
実売価格は6,500~7,000円ほどでこれ一本あればちょい投げやサビキ、ウキ釣りなど多様な釣りに対応できるので使い勝手は抜群です。
特筆すべきは錘負荷で「10~15」というのはまさにちょい投げにピッタリと言えます。
高価な竿から見れば使っている素材は最低限、といった感じだと思いますが流石はシマノ、実際に使ってみるとかなり扱いやすく誰でもすぐに使える竿だと感じます。
なお仕舞寸法が若干長い(85㎝)ので短い竿でカバン一つで出かけたい!という人にはパックロッドのほうがおススメかもしれませんが重量はこの竿のほうが軽いです。
ちなみにこの竿以外でも同シリーズの「3号3.5m」と「2号3m」、「2号3.5m」が同じ錘負荷ですのでちょい投げ用途にも使えると思います。(3.5mのものは仕舞寸法が1mを超えてしまいますが)
状況に合わせて長さと太さが選べるというのもいいですね。
[ちょい投げ限定]投げ竿との比較
以前紹介した短めの投げ竿とこの竿を”ちょい投げ”というシチュエーションに限定して比べてみました。
・投げ竿と比べると取り回しが楽
比較対象の短い投げ竿でも200グラムオーバーなのでほぼ半分の重さで済みます。
置き竿の場合はあまり関係ないかもしれませんが疲労度は変わってくると思います。
・コントロールしやすい
錘だけで竿をしならせることができるので飛ばす方向のコントロールがしやすいです。
投げ竿の投げ方に慣れている人は投げ竿で問題ないと思いますが初めての方はこの竿のほうが使いやすいと思います。
・飛距離は投げ竿有利
この竿の錘負荷は「10~15」と磯竿にしては大きいのでちょっと重めの錘でも使えます。
大体6号ぐらいでも3~40mは飛びますのでちょい投げであれば6~8号ぐらいの錘が丁度良いかと思います。
それ以上飛ばすとなると安全性も考慮してやはり投げ竿のほうが使いやすくなってくると思います。
ラインはPEラインとナイロン両方試してみましたがやはりPEラインのほうが良く飛びますね。
Sicガイドではないのでオススメは出来ませんが僕はいつもPEラインを巻いたセドナの2500Sを使っています(笑)
・アタリが分かりやすい
投げ竿と比べれば穂先が柔らかく小さいアタリでもすぐに分かります。
僕は釣りに行くときは基本電車移動なので釣り場でお酒を飲むことも多いのですが小さなアタリに一喜一憂しながらお酒をチビチビ・・・幸せです(笑)
・大物が釣れると大変
そういう事態には滅多にならないのであまり心配はしておりませんが(笑)一度大きなマダコが釣れた時はちょっと大変でした。
投げ竿であれば一気に引き抜いていたと思いますがこの竿ではちょっと危ないと感じて躊躇しているうちにバレてしまいました。
竿のほうは大丈夫でしたが強度という点では投げ竿のほうが安心できます。
もちろんタモを持っていくのが一番だと思いますが普段釣れるのがハゼばっかりなのでタモは用意していませんでした、反省してます。
・全体的に荷物を軽く出来る
投げ竿と比べるとリールも小型で済みますし、錘自体も軽めでいいので全体的に荷物を軽く出来ます。
電車や自転車で移動される方にとっては結構大きなポイントと思います。
僕は過去の悲しい経験から使わないとしても竿とリールは二セット以上持っていくことが多いのでどうしても荷物が重くなりますがだからこそこの竿の軽さは助かります。
この竿を選ぶ理由
ちょい投げ用の竿というのはある程度丈夫で必要な飛距離が出るのであれば正直投げ竿でも磯竿でもパックロッドでもルアーロッドでもなんでも問題ないと思います。
その中で僕がちょい投げ用にワザワザこの竿を選んだ理由は「軽さ」と「錘負荷が大きい」ことだったのですが、そういうスペック以外にも一つ大きなメリットをこの竿には感じていました。
最初に書きましたがこの竿は当初知人に貸すために購入したので自分がメインで使っていた訳では無かったのですが、知人が「使いやすい使いやすい」と言うので何度か自分でも使っているうちにふと「この竿は気軽に使えて気持ちが良い」ことに気が付きました。
この竿を持って釣りに行くとなぜか気持ちが軽やかになり肩肘張らずに釣りが出来るんです。
必要なスペックが充分備わっている、使いやすく疲れにくい、お手頃価格、大手メーカー製なので補修部品も釣具屋さんに頼めばすぐに手に入る、などなど精神衛生上良い点が多くあるからだと思います(笑)
使いやすさ重視の初めての方はもちろんのこと、たまには気軽に釣りがしたいというベテランの方にもオススメ出来る面白い竿だと思います。
2017/5/15
ホリデー磯Rと同じく、ちょい投げに使える新しい磯竿をレビューしました。
こちらも合わせて紹介させて頂きます。
【レビュー】シマノのアドバンスショート3-300をちょい投げ用の竿として使ってみた
執筆:OKG
商品名:ホリデー磯R 3-300
メーカー:シマノ
型番:23959 4
【良い点】
・軽い
・ちょうどよい長さ
・結構丈夫
・コントロールしやすい
・補修部品が豊富
【悪い点】
・強いて言えば仕舞寸法が少し長め(85cm)
↓今回紹介しているのはこちらです。
↓こちらはちょい投げに使いやすい投げ竿です。